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フィリピン産バナナって危険なの?絶対に皮ごと食べてはいけない理由

その食品、大丈夫?

さて、
日本で最も多く消費されている果物といえば、
何でしょうか?

答えは「バナナ」です。

安くて、手軽に食べられる点が、
人気の理由だそうです。

そして、中でも、
特に、目を引く安さなのが、
”フィリピン産のバナナ”ではないでしょうか。

しかし、
そんなフィリピン産のバナナには、
注意が必要な点があるのです。

今回は、
「フィリピン産のバナナ」について取り上げます。

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フィリピン産のバナナには注意が必要!?

今回の結論は、
フィリピン産のバナナには、注意が必要な点がある」です。

そして、
フィリピン産のバナナは、決して皮ごと食べてはいけない」のです。

果物は、
”皮ごと食べた方が、栄養価が高い”という意見もありますよね。

残念ながら、
それは、あくまで栄養価の観点からの話なのです。

それでは、
くわしくみていきましょう。

フィリピン産のバナナを皮ごと食べてはいけない理由

バナナの皮は、残留農薬で汚染されている!?

実は、
フィリピン産のバナナには、
残留農薬」にかなり心配があります。

2019年、
フィリピン産のバナナのサンプルの多くから、
残留基準値を超える残留農薬が、検出されていること
が、
報じられました。
(参考:Pesticide residues detected in Philippine bananas, prompting Japan’s farm ministry to issue inspection orders to all importers

検出が認められた「フィプロニル」という農薬は、
微量でも、人体に有害だとされ、
EUでは使用が禁止されている農薬です。

事態を重く見た農水省は、
フィリピン産バナナの全ロットに対し、
輸入検査を命じました。
(参考:輸入食品に対する検査命令の実施(フィリピン産バナナ、その加工品)

フィリピンでは、
残留農薬をきちんと管理する能力が十分ではないことがうかがえます。

一つ、救いがあるとすれば、
米国農務省の分析により、
皮をむいたバナナは、
比較的、残留農薬による汚染が小さいことが明らかにされている点です。

(参考:Banana Cultivation Is Pesticide-Intensive

調査によれば、
皮をむいたプラムに10種類の殺菌剤が検出されたのに対し、
バナナには、4種類しか検出されなかったとされています。

しかし、
皮に残留農薬が付着している可能性が高いことを考えれば、
フィリピン産のバナナを食べた後は、
しっかりと手を洗うなどの注意をした方がよいと言えるでしょう。

特に、お子さんや妊婦さんは、
残留農薬の悪い影響を受けやすいため、
注意してあげてください。

バナナの皮は、重金属を吸収しやすい!?

バナナの皮には、
実は、「重金属を吸収しやすい」という性質があるのです。

フィリピンの11歳の少年が、
バナナの皮の重金属を吸収しやすい性質を利用して、
環境浄化に役立てられる可能性があることを報告しています。
(参考:Banana peelings absorb heavy metals

しかし、
これは、裏を返せば、
バナナの皮が、重金属を吸収し、蓄積してしまうことを意味します。

つまり、
フィリピン産のバナナの皮は、
汚染された環境中から、
重金属を吸収してしまっている可能性がある
と言えるでしょう。

「Grobal Food Security Index」によれば、
フィリピンの「agricultual water risk – quality(農業用水の品質リスク)」のスコアは、
”0.0点/100点”とされています。
(参考:Grobal Food Security Index 2022

フィリピン日本
農業用水のリスクー品質0.0/100.075.0/100.0
土地の劣化38.3/100.073.3/100.0
Grobal Food Security Indexのスコア(フィリピンvs日本)


このスコアは、
フィリピンでは、農業に質の良い水を使えていないことを意味します。

また、土壌の劣化も進行していると言えます。

残念ながら、
フィリピン産のバナナが、
具体的にどの程度、重金属に汚染されているのかを
調査した研究報告を見つけることはできませんでした。

しかし、
得られる情報に鑑みるに、
「フィリピン産のバナナの皮は、重金属に汚染されている可能性が高い」

と言えるでしょう。

結局、フィリピン産のバナナは危険なの?

今回は、
「フィリピン産のバナナ」について、取り上げました。

フィリピン産のバナナについては、以下の理由から、
少なくとも、”皮ごと”食べてはいけないと言えます。

フィリピン産のバナナを皮ごと食べてはいけない理由:

  • 「残留農薬」に汚染されている可能性が高い。
  • 有害な「重金属」を吸収している可能性が高い。

ただし、
皮をむいたバナナについては、
比較的、残留農薬による汚染が小さいという報告もされています。

それでも、
皮をむいたバナナには、
残留農薬がまったく検出されなかったわけではありませんでした。

ですので、
もし、毎日、バナナを食べるなら、
残留農薬についても、少し気にしておいた方がよいでしょう。

また、
フィリピン産のバナナを食べる時は、
皮には、残留農薬が付着している可能性が高いので、
食べ終わった後は、すぐに手を洗うなどの注意も必要だと言えそうです。

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