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中国産のブロッコリーって危険なの?実は注意が必要な理由

その食品、大丈夫?

栄養価が高いと、
評判のブロッコリー。

生鮮のブロッコリーが高い時は、
冷凍食品も検討したいところです。

しかし、
冷凍のブロッコリーは、
”中国産”の商品も多いです。

もしかしたら、
”中国産のブロッコリー”って大丈夫なの?
という心配があるかもしれませんね。

今回は、
「中国産のブロッコリー」について、取り上げます。

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中国産のブロッコリーには注意が必要な点もある!?

今回の結論は、
中国産のブロッコリーには注意が必要な点もある」です。

中国では、
急速な工業の発展により、
環境汚染が進んでしまいました。

環境汚染が進んだ土壌で、
育った野菜には、
汚染物質が移行してしまう心配があるのです。

確かに、中国の当局が、
近年、国内の食品安全規制を強化しているのは一つの事実です。
(参考:China Food Safety Law: 2024 Guide

しかし、
中国産のブロッコリーを”安心して食べられる”ようになるのは、
もう少し先だと言えそうです。

それでは、
くわしく見ていきましょう。

中国産のブロッコリーに注意が必要な理由

中国産のブロッコリーはPFAS汚染が心配!?

まず、中国産のブロッコリーへの心配としては、
PFAS」汚染が挙げられるでしょう。

PFASは、
「永遠の化学物質」とも呼ばれ、
昨今、特に注目されている有害物質の一つです。

実は、中国の一部の地域では、
高濃度のPFASの存在が確認されているのです。
(参考:Global map of PFAS concentration in water.

そして、2020年の研究報告によれば、
中国最大の野菜生産拠点である寿光市で生産された野菜には、
平均して、「6.91 ng/g dw」のPFASが含まれている
のです。
(参考:Bioaccumulation and human exposure of perfluoroalkyl acids (PFAAs) in vegetables from the largest vegetable production base of China

PFASの一種であるPFOAやPFOSのTDI(健康に悪影響がないとされる一日の摂取量)が、
「20 ng/kg体重/日」であることを考えれば、
中国・寿光市産の野菜を毎日食べている人には、
一定の注意が必要だと言えそうです。

仮に、あなたの体重が50kgであるならば、
一日のPFASの摂取量は、
「1,000 ng以下」に抑えておかなければならないからです。

ただし、
研究の調査対象の野菜には、
ブロッコリーは含まれていないため、
示した値はあくまでも”参考値”として、考えておきましょう。

しかし、
中国産の野菜にPFAS汚染の心配があることは一つの事実です。

以上のことから、
中国産のブロッコリーについては、
PFAS汚染に注意が必要だと考えられるのです。

中国産のブロッコリーは残留農薬が心配!?

次に、中国産のブロッコリーへの心配として、
挙げるのは、「残留農薬」汚染です。

残留農薬について、
”ブロッコリー”を対象とした調査を見つけることはできませんでした。

代わりに参考とするのは、
2024年に上海で行われた研究報告です。

報告には、
2018~2021年の間に、
上海で7,028サンプルの野菜を調査したところ、
その「29.21%」に残留農薬が検出されたことが記されています。
(参考:Pesticide residue and dietary intake risk of vegetables grown in Shanghai under modern urban agriculture in 2018–2021

直接、並べて比較するのは、適切ではないかもしれませんが、
同期間の”日本国内の農産物”の調査結果を計算してみると、
残留農薬の検出率は、「13.21%(10,719サンプル中)」となります。
(参考:農林水産省>国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について

単純に残留農薬の検出率のみを比べると、
中国の農産物については、
日本の農産物と比べて、残留農薬が検出される心配は大きいと言えそうです。


データが足りないため、
断言することはできませんが、
中国産のブロッコリーについても、国産のブロッコリーに比べると、
残留農薬の心配は大きいと考えることができそうです。

結局、中国産のブロッコリーは危険なの?

今回は、
「中国産のブロッコリー」について、取り上げました。

中国産のブロッコリーには、
以下の点に、注意が必要だと言えるでしょう。

中国産のブロッコリーに注意が必要だと言える理由:

  • PFASに汚染されている心配がある。
  • 残留農薬が検出される心配がある。

中国最大の野菜生産拠点である寿光市の野菜には、
PFAS汚染の懸念があることが明らかにされています。

また、
中国産の野菜には、
国産の野菜よりも残留農薬が検出される心配が大きいと言えそうです。

今や日本では、
”食品選びは、自己責任”の時代ですので、
判断は、自分自身でするしかありません。

ただ、私の個人的なスタンスとしては、
中国産のブロッコリーは、可能な限り避けておきたいというのが、
正直なところです。

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