行きつけのスーパーに
見慣れない「カレイ」がおいてありました。
北海道産キツネカレイより、
少し浅黒い見た目です。
ラベルを見てみると
「アメリカ産カレイ」
と書いてあります。
・・・どんな種類のカレイなの?
と少しあやしいです。
今回は、
「アメリカ産のカレイってどうなの?」
ということついて、取り上げます。
アメリカ産カレイは買わない方がいい?
私の意見は、
「アメリカ産のカレイは買わない方がいい」
です。
発がん性や病気の
リスクがあるというわけではありません。
もちろん、
試しに食べてみて、おいしいと思えば、
買い続けてもいいと思います。
では、
なぜ、「買わない方がいい」と思うのか、
見ていきましょう。
アメリカ産の魚は偽装が多い!?
アメリカ産の魚は、
とにかく偽装が多いのです。
魚は「切り身」の状態にしてしまえば、
よほど特徴がない限り、
どの魚がどんな見た目なのか
わからなくなってしまいます。
スーパーに並べる時に、
切り身になった魚をDNA分析で確認するのも
現実的ではありません。
そのため、どうしても、
「安い魚」を「高い魚」だと、偽(いつわ)って
出荷することが多くなってしまうのです。
回転ずしチェーンで、
あなたが「マグロ」だと思って食べている魚は、
「アカマンボウ」や「アブラソコムツ」ではない
と言い切れますか?
かつては、そういった話もあったようですが、
おそらく、昨今の回転ずしの「マグロ」は「マグロ」で
間違いないと思います。
しかし、
国際海洋保護団体の「Oceana」が、
2010年から2012年にかけて、
アメリカでおこなった
「シーフード詐欺の調査の結果」は、
少しショッキングです。
(参考:Oceana Study Reveals Seafood Fraud Nationwide)
その結果によると、
調査した1215サンプルのうち、
約3分の1にラベルの「誤表示」があったそうです。
中でも、「真鯛」の誤表示が、
特にひどく、
調査した120サンプルのうち、
本当に「真鯛」だったものは、
7サンプルだけでした。
さて、
そんなアメリカ産の魚ですが、
スーパーに並んでいるアメリカ産の「カレイ」は、
本当に「カレイ」なのでしょうか。
お財布に余裕があるようであれば、
食べる前に、
一度DNA分析をしてみるのも良いかもしれませんね(笑)
「魚は国産」が合理的!?
さて、では、
アメリカ産の魚を買わずして、
我々は一体どこの魚を食べればよいのでしょう。
それは、
「日本国産の魚」です。
「Oceana」が、まとめた
2016年にまとめた
「世界のシーフード詐欺」のレポートを見てみましょう。
(参考:2016: The Global Reach of Seafood Fraud)
アメリカではもちろん、
ヨーロッパや南米、その他多数の国で
「シーフード詐欺」は、報告されています。
全体をよく見てみると、
「シーフード詐欺」が報告されていない
すばらしい国もあるようです。
「日本」ですね。
日本には、何かと自国の産業を
けなして、貶(おとし)めたがる方もいます。
しかし、
魚に関しては、
「国産を選んで買う」という
選択は合理的だと言えるでしょう。
もちろん、
アメリカ産の「カレイ」が
体に悪いというわけではありません。
価格が同じくらいなら、
品質がしっかりしたものを買う方が
消費者として、賢いというだけです。
そもそも
魚を食べること自体に、
リスクがあることはご存じでしょうか。
健康に関心がある方は、
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